相続

相続問題でよくある事例

遺産分割がまとまらない

相続の準備が不十分な状態でご両親や親族が急に亡くなってしまい、残された親族が財産を奪いあい、骨肉の争いになるということは少なくありません。当人同士のみで話し合いを行なっても話し合いが進まず、またそもそも残された財産がどれだけあるかわからない場合もあります。そのほか、一部の相続人に多額の生前贈与がなされている場合(特別受益の問題)や、相続人の財産形成に貢献した者がいる場合(寄与分の問題)などは、紛争が極めて複雑化し、解決困難となっている例も数多くあります。その他、相続人が亡くなる直前に、不自然な出金がなされている場合なども、紛争となることが多いといえます。

このような場合に、弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

■ 弁護士に依頼するメリット
1:残された財産や相続人の調査を行うことが可能です
2:法的な視点から客観的なアドバイスを受けることができます
3:税理士などの他士業と連携して、多角的な視点で、検討ができます
4:協議状況に応じて、遺産分割調停などの法的手続きを速やかに取ります

相続問題が生じれば、是非一度お問い合わせください。

相続分が納得できない

遺留分とは、法定相続人に認められている最低限の相続分のことをいいます。
遺言が残されていた場合など、これに記載された相続分について納得できない場合で、このような遺留分を侵害している場合には、「遺留分侵害額請求」を行うことが考えられます。遺留分の計算や範囲は複雑で、専門家でないと正確にこれが算定できないこともあります。「相続額があまりにも低く納得できない」など、相続分について気になることがありましたらお問い合わせください。

遺言書を作成したい

「来るべきにその日のために、しっかりした遺言書を残したい」そう考える方も少なくないと思います。しかし、遺言書は種類と決められた手続きがあり、誤った方法で作成してしまうと、法的に遺言書と認められないことがあります。遺言書の作成にあたって、まずは専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

また、遺言書は公正証書として作成する場合に作成する公正証書遺言、すべて自分で作成する自筆証書遺言などがあります。
当事務所では、どのような目的で遺言書を作成したいのか詳しくヒアリングさせていただき、ご依頼者様にあった遺言書の作成をサポートさせていただきます。